関係正常化に関して日本がイニシアチブを発揮した場合、ロシアは協力する用意がある=プーチン大統領

ロシアのプーチン大統領は5日、ソチで行われている会議「ヴァルダイ国際討論クラブ」に出席し、露日関係に関する質問に対して、「窓」をバタンと閉めたのはロシアではなく、日本政府だと述べた。
この記事をSputnikで読む

「日本が関係正常化に関してイニシアチブを発揮するならば、ロシアは協力する用意がある。日本に対して制裁を発動したのは我われではない。この場合アジアへのこの窓をバタンと閉めたのは我われではない。これをしたのは日本だ」

プーチン露大統領 ヴァルダイ国際討論クラブで演説
「第20回ヴァルダイ国際討論クラブ」は2023年10月2~5日の日程で、ソチで行われている。会議にはユーラシア、アフリカ、南北アメリカなど42カ国から約140人の専門家、政治家、外交官が参加している。2日にはセルゲイ・ラブロフ外相も演説し、BRICSを中心とした多極世界の構築や欧州諸国による反露政策についての考えを表明した。
関連ニュース
【視点】日本の対露政策は平和条約交渉を許さない 露専門家、上川陽子・新外相の就任について語る
「日本人は偉大な民族なのに」 サハリン州知事が処理水放出、墓参事業、露日経済協力を語る
コメント