西側諸国によるウクライナへの兵器供与

ウクライナ軍、ハマスに武器を密売=トルコ・メディア

パレスチナ・ガザ地区を拠点に活動するイスラム主義組織「ハマス」はウクライナに供与された米国製兵器をイスラエルとの紛争で使用している。トルコ・メディア、「dikGAZETE」が報じた。
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報道によると、国外からウクライナに持ち込まれ、自国領内で使用されるはずだった米国製の兵器がパレスチナに流れ、現在はイスラエル相手に使用されているという。この点についてはハマスが認めているとのこと。
また、米連邦議会のマージョリー・テイラー・グリーン議員はFOXニュースの取材に対し、ハマスが使用する兵器はウクライナ、またはアフガニスタンから流出した可能性が高いとし、調査委員会を設置する必要性を主張していた。
議員はSNSへの投稿でも同じように主張している。
米国防総省のショーン・オドネル監察長官代理は2022年、米国の兵器がウクライナ領を越えて拡散する可能性について懸念を表明していた。
報道によると、ウクライナ軍の司令官らは西側から受け取った武器をブラックマーケットで売却していたという。ハマスがそうした兵器を使用していることはウクライナ側も認めているものの、すべての責任をロシアに転嫁しているとのこと。
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
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報道によると、ウクライナはハマスに米製のM4小銃に加え、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」を売却した可能性があるという。ウクライナは米国から計1500発以上の「スティンガー」を受け取ったとされる。
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