「一帯一路フォーラム」の会場には、プーチン大統領、習主席ら参加者が続々と到着した。
プーチン大統領は「一帯一路フォーラム」開会式にて、「一帯一路」の考え方に言及しながら、習主席への同意を示した。
「これはまさに世界的な計画だ。『一帯一路』という中国の考え方が、国際社会全体で建設的な相互協力を強化するための多国間での取り組みに論理的に適合しているという点で、私は習主席に同意する。我々は、ロシアと中国が、世界の大多数の国家と同様に、普遍的で持続可能かつ長期的な経済発展と社会福祉の達成に向けて、平等で互恵的な協力を望む気持ちを共有していることを繰り返し指摘してきた」
プーチン大統領の訪中
プーチン大統領は一帯一路フォーラムへの出席のため、17~18日の日程で中国・北京を訪れている。フォーラムにはセルゲイ・ラブロフ外相のほか、エネルギー省、財務省、中央銀行、交通省、軍事技術協力庁など各政府機関のトップも同行しており、ビジネス界からも大手銀行やエネルギー企業などの代表者らが参加する。
一帯一路は中国が推進する巨大経済圏構想で、現代版シルクロード構想とも呼ばれる。ユーラシア、アフリカ、欧州をつなぐ貿易・流通網の発展をうたっている。中国外務省によると、今回のフォーラムには世界140カ国以上、30以上の国際機関から計4000人以上が参加している。
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