プーチン大統領が安倍首相に贈った絵画に込められた象徴的な意味は何か?

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プーチン大統領は、山口県長門市を訪れた際に安倍首相と象徴的な贈り物を交換した。プーチン大統領には安倍首相から「プチャーチン来航図」と呼ばれる絵の複製が、安倍首相には「コローメンスコエのロシアのトロイカ」という名の絵が贈られた。

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日本では、1855年に露日和親条約に調印したプチャーチンの名はよく知られている。露日和親条約は、両国の国境を定め、通商のために日本の3つの港が開かれ、領事関係が始まった。

当時フリゲート艦にはプチャーチンの秘書官として、作家で文芸評論家のイワン・ゴンチャロフが乗っていた。ゴンチャロフは日本側との交渉に出席し、日本人はゴンチャフロフを影響力のあるプチャーチンに次ぐほぼ2番目に重要な人物として受け止めた。ゴンチャフロフは航海中に旅の印象を書き始め、それは1858年に『フリゲート艦パルラダ号』として刊行された。同書籍は、ゴンチャフロフの生存中だけでも6回発行されるほど人気を博した。

プーチン大統領に贈られた絵には、ロシアと日本の交流が描かれている。複製画には、日本の宝とされ、ユネスコの無形文化遺産に指定された和紙が使用されている。絵巻の原画は、東洋文庫の所蔵。
なおプーチン大統領が安倍首相に贈った絵画は、イーゴリ・ラズジヴィン作の「コローメンスコエのロシアのトロイカ」。ラズジヴィン氏は我々の同時代人で、モスクワ郊外に住んでいる。同氏は「国際芸術基金」のメンバーで、30年も前から国内外の展覧会に出品している。ラズジヴィン氏は「スプートニク」のインタビューで、次のように語った-

「プーチン大統領や他の身分の高い人たちが私の作品をプレゼントするのは今回が初めてではありません。ただこれまでマスコミに画家の名前が伝わっていなかっただけです。もちろん私の作品が日本の首相に贈られたのはとても嬉しいことです。この作品は、今は博物館施設があり、以前はコローメンスコエ村があった場所で昨年描かれたものです。でも非常に寒くて屋外で描くのは不可能だったので、家で描きました。風景は記憶をもとに描き、馬のトロイカは私の芸術的イメージです。またこれは、ロシアのイメージです。もしこの絵が日本の首相に喜びを届けることができたら嬉しいです。そしてもし私の作品が、ロシアと日本の関係向上にほんの少しでも貢献できたら幸せです」。

イーゴリ・ラズジヴィンさんの作品は、同氏のホームページでご覧いただけます。http://rivart.ru/art/

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