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ロシアのメディアが報じるところ、子供たちはロシアで最も大きい新年の祝賀行事ヨールカ祭を訪れた後、大聖堂広場に出た際にプーチン大統領と出会った。プーチン大統領は新年前の政府会議に向かう途中だった。
子供たちにとってプーチン大統領の現れはサプライズで、プーチン大統領を輪になって囲んだ子供たちは興奮したように質問を叫び始めた。7歳から14歳の200人ほどの子供たちがそこに居合わせた。
子供たちはシベリアの北極圏に位置するヤマルや南西部のクルスク、タタールスタン共和国、その他ロシア各地からはるばるヨールカ祭を訪れた。プーチン大統領は、子供らの地域の多くを訪れたことがあると語った。お気に入りの町としては、生まれ育った町であるサンクトペテルブルクを挙げた。
一部の子供たちは極めて政治的な意識を持っており、「野党に対してどのような立場を取っていますか?」と質問。
「敬意を持って接している。良識のある人にはね。」とプーチン大統領は回答。
子供らしい率直さを隠さずに「正直に言えば、テレビの方が見栄えが良いですね」と述べた子供を、「まあ、なんてことないよ」と穏やかにプーチン大統領は受け止めた。
ある子供が「僕達、会ったことあります」と述べると、「昨日のことのように覚えているよ」と笑って答えた。
国家運営とは難しいものかと子供たちが質問すると、プーチン大統領は「私たちの国のように君たちのような子供たちが住んでいる国は難しくない」と答えた。
プーチン大統領に続いて大聖堂広場を後にした子供たちのグループからは「凍えちゃったのは、なんてことないね」と声が上がった。
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