https://sputniknews.jp/20221115/13794220.html

日本との協力は、ロシアがエネルギーを武器として利用していないことを証明している=ガルージン大使

日本との協力は、ロシアがエネルギーを武器として利用していないことを証明している=ガルージン大使

Sputnik 日本

ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使は記者団との懇談で、ロシアと日本のエネルギー分野における協力は、ロシアがエネルギーを武器として利用しているという主張が虚偽であることを証明していると述べた。 2022年11月15日, Sputnik 日本

2022-11-15T15:38+0900

2022-11-15T15:38+0900

2022-11-15T15:42+0900

ロシア

エネルギー危機

ｌｎｇ

露日関係

ガス

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e6/08/05/12345709_292:506:3033:2048_1920x0_80_0_0_d3265ccf676cbb2e583c8e84fbc5fa30.jpg

ガルージン氏は、日本のガス輸入に占めるロシア産液化天然ガス（LNG）の割合は増加する可能性があると指摘し、ロシア北極圏の「アークティックLNG2」プロジェクトからさらに200万トンのLNGが2023年に日本へ送られる予定だと強調した。大使は、日本は現在、ロシア産LNGを500万～550万トン購入しており、日本が輸入するLNGの約8%をロシア産が占めていると言及した。ガルージン氏は、ロシアは自国の義務を果たしており、エネルギーやその他の分野で人為的な関係断絶を主導することは決してないと強調した。大使は「エネルギー分野における日本との協力は、まさにそれを裏付ける非常に説得力のある証拠」だと考えている。ガルージン氏はまた、2013年から2021年に露日関係は徐々に発展したとし、日本がエネルギー資源を確保する上で戦略的に重要なエネルギー分野における両国の協力は新たな水準に入ったと指摘した。「アークティックLNG2」は、ロシア天然ガス大手ノバテクが主導する大規模LNGプロジェクト。同プロジェクトには、ノバテク（60％）、フランスのトタル（10％）、中国の中国海洋石油団（10％）、中国石油天然気集団の子会社の中国石油天然ガス勘探開発公司（10％）、日本の三井物産と石油天然ガス・金属鉱物資源機構による共同出資会社ジャパン・アルクティクLNG（10％）が参加している。関連記事

https://sputniknews.jp/20221114/1sodeco-13788229.html

2022

ニュース

jp_JP

ロシア, エネルギー危機, ｌｎｇ, 露日関係, ガス