【視点】韓国は、北朝鮮の大規模なミサイル攻撃を撃退することはできないだろう=専門家

© AFP 2022 / KNS / KCNA 韓国は、北朝鮮の大規模なミサイル攻撃を撃退することはできないだろう=専門家
韓国は、北朝鮮の大規模なミサイル攻撃を撃退することはできないだろう=専門家 - Sputnik 日本, 1920, 22.11.2022
北朝鮮の核・ミサイル開発に詳しいウラジーミル・フルスタリョフ氏は、スプートニク通信のインタビューで、たとえ米国の支援を受けたとしても、韓国が北朝鮮のミサイル攻撃を撃退する能力は限られており、単発の長距離ミサイルまたは少数の短距離ミサイル攻撃は撃退できたとしても、特に核兵器を使用した、さまざまな方向からの大規模な攻撃を撃退することはできないだろうとの見方を示した。
フルスタリョフ氏は「韓国には単発の長距離ミサイルまたは少数の短距離ミサイル、特に古いミサイルを迎撃するチャンスはそれなりにある。しかし、それ以上のチャンスはない。実のところ、北朝鮮が、紛争の最初の段階で可能な大規模な攻撃の訓練を行っているのはそのためだ。これは、敵がミサイルを落ち着いて迎撃したり、または敵が小規模な攻撃を撃退するのを防ぐためのものだ。われわれが目にしているものから判断すると、北朝鮮はあるものすべてを使って『すぐに、一度に』大規模かつ大胆に攻撃する準備をしている。そして、そこにはおそらく核兵器を使うバージョンも含まれる。つまり、これは1950年代の米国の『大量報復』ドクトリンの類似物だ」と説明した。
北朝鮮は最近、1日に数種類のミサイルの試験発射を頻繁に実施している。11月2日には戦術弾道ミサイルを計4発発射した。そこには、多弾頭搭載可能ミサイルや地下の標的を攻撃するための弾頭を搭載できるミサイルが含まれていた。また同日、『さまざまな高度と距離の空中目標』を攻撃する訓練のために、地対空ミサイルを23発発射した。そして同日午後には、戦術弾道ミサイル2発も発射した。
フルスタリョフ氏によると、北朝鮮は演習を行うことによって、韓国からの先制攻撃の脅威が発生した場合には大規模な攻撃を実施し、攻撃を受けた韓国は「骨を拾い集めることもできず、いかなる米国またはミサイル防衛(MD)システム」も韓国を救うことはできないと韓国側にデモンストレーションしているという。同氏は、これは敵を威嚇し、現実の紛争に発展させないようにするために行われているとの見方を示している。
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またフルスタリョフ氏は、国際社会からの圧力や新たな制裁は北朝鮮に大きな影響を与えることはできないとの考えを示している。
「北朝鮮は、大惨事に備えて日ごろから準備をしている国だ。また北朝鮮は、世界の10か国のうち少なくとも9か国にとって早ければ1~2年後には崩壊が避けられないことを意味する状況において、長期的に存在し続ける経験を有している。何十年にもわたる命がけの戦いは、外圧、制裁、軍事的脅威に対する、現代の基準では信じられないほど高い耐久力をつくりだした」
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北朝鮮は今月18日、日本海に向けて大陸間弾道ミサイルを発射した。日本政府は、北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイルについて、北海道の渡島大島の西およそ200キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられると発表した。
韓国政府は、平壌のミサイルの発射を受けて声明を発表し、国連安保理決議の明確な違反であり、朝鮮半島と地域の緊張を高める「重大な挑発行為」だと非難した。
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