メキシコのハチ公 行方不明の飼い主を発見し、命を救う

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メキシコでは、「エル・パロモ(パロモは鳩という意味)」という名前の犬が、1週間もの間行方不明になっていた飼い主を見つけ出し、命を救う出来事が起きた。米紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。飼い主のグレゴリオ・ロメロさん(84)は11月27日に散歩に出かけたまま、家に戻ってこなかったという。
ロメロさんの家族によると、ロメロさんは他の村に行くことが多く、しばらく家に戻ってこないかもしれないと思いすぐには探そうとしなかったという。しかし、しばらくしてロメロさんの姪が、ロメロさんは認知症を患っているため、行方不明になったかもしれないと心配になり警察に連絡した。
その後の数日間、警察やレスキュー隊、さらには探知犬までがロメロさんを捜索したものの難航したことから、ロメロさんの愛犬が捜索隊に参加することになった。するとエル・パロモはすぐに3キロ先にいたロメロさんを見つけ出し、警察に引き合 わせたのだった。
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発見時、ロメロさんは衰弱しており近くの病院に搬送されたが、2日で回復した。エル・パロモはロメロさんが入院中の2日間、病院の玄関で飼い主をずっと待っていたという。
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