米最新戦闘機「F-35」の納入停止 事故相次ぎ 空自も運用

© 写真 : Public DomainF-35 Lightning II
F-35 Lightning II - Sputnik 日本, 1920, 01.01.2023
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米航空機大手「ロッキード・マーティン社」は、第5世代ステルス戦闘爆撃機「F-35ライトニングII」の納入停止を発表した。米軍事専門メディア「Defence News」が伝えている。
「Defence News」によると、ロッキード・マーティン社は30日、今年中に納入を予定していた148機のうち、141機の引き渡しのみ行い7機は間に合わなかったと発表。今月中旬、米テキサス州で試験飛行中だった「F-35B」が着陸に失敗する事故が起こっており、この調査の過程で納入停止が決まったことが影響したという。
納入の停止は少なくとも2023年1月まで続くとみられている。
F-35戦闘機 - Sputnik 日本, 1920, 01.11.2022
【解説】F-35戦闘機の調達:米企業のために自国民に大きな負担を課す日本の防衛省
「F-35」は米軍だけでなく、北大西洋条約機構(NATO)の一部の国や韓国、イスラエルなども運用している。日本の航空自衛隊も25機を保有しており、さらに購入する計画がある。
「F-35」をめぐっては、2億1900ドル(およそ429億円)もかかるとされる高いユニットコストや様々な技術的欠陥などの問題が指摘されている。また、これまでに日本を含む各地で事故やトラブルが相次いでいる。
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