Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

ドイツがスイスに戦車売却を要請 ウクライナに供与しないことをスイスに約束=メディア

CC BY-SA 2.0 / 270862 / Leopard 2A4
Leopard 2A4 - Sputnik 日本, 1920, 03.03.2023
サイン
ドイツはスイスに対し、スイス軍が予備として保有している96両の「レオパルト2」戦車の一部を売却するよう要請した。売却された車両は、現在西側諸国がウクライナに供与している戦車の代わりを務めるものになるという。スイス紙「ブリック」が、スイス連邦国防・国民保護・スポーツ省(DDPS)の発表を引用して報じている。
ドイツはスイスに対し、スイスが保有する戦車をウクライナに供与しないことを保証したという。また、同紙によると、売却にはスイス議会での承認が必要であるという。ドイツがスイスに対して要求している戦車の車両数は明らかになっていない。
ブリック紙によると、DDPSのロレンツ・フリッシュネフト報道官は、「軍事的観点から、スイスの必要性を差し引いた上で、限られた数の戦車を手放すことは原則的に可能である」と発言した。
これよりも前、スイス国防省は、自国はレオパルト2を96両保有しているが、どの国からも取得に関する申し出はなかったと発表した。スイス議会上院はこの「蓄え」を「戦略的予備」と見なしている。
KF-51パンター - Sputnik 日本, 1920, 14.02.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
【視点】戦車KF-51パンターが前線まで辿り着くことはない
スイスは軍事中立の原則を理由に、スペイン、ドイツ、デンマークに対し、スイス製弾薬をウクライナに再輸出をすることを拒否している。
これに先立ち、駐独ロシア大使は、ウクライナへのレオパルト戦車の供与は、戦後数十年にわたってドイツの外交政策の原則の1つとして機能してきた、紛争地域にドイツ製兵器の供給を禁止するという不変の戒めが破られたことになるとの考えを示した。
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