Место утечки на газопроводе Северный поток-2 у берегов датского острова Борнхольм - Sputnik 日本, 1920
「ノルドストリーム」の爆破工作
ガスパイプライン「ノルドストリーム」と未使用の「ノルドストリーム2」で爆発が発生したのは2022年9月。ドイツ、デンマーク、スウェーデンは工作活動による破壊の可能性を否定しなかったが、爆破の犯行を認める声明はいずれの側からも出されなかった。ところが2023年2月初め、ピューリッツァー賞受賞の調査報道記者、シーモア・ハーシュ氏が、破壊工作に米国が関与というすっぱ抜き記事を発表。米国はこれを否定したが、ロシアは「ノルドストリーム」の爆発が破壊行為だったという新情報を受けて、国連安全保障理事会の開催を要請した。特設コーナーは、破壊工作の捜査に関する最新情報、専門家の評価や見解を逐次掲載しています。

ロシア、「ノルドストリーム」破壊調査担当3ヶ国との通信記録を国連安保理に提出

© AFP 2023 / Timothy A. Clary国連安保理
国連安保理 - Sputnik 日本, 1920, 14.03.2023
サイン
ロシアは国連安保理事会と総会において、ガスパイプライン「ノルドストリーム(ノードストリーム)1」および「同2」破壊工作調査に関するドイツ、デンマーク、スウェーデンの通信記録の写しを配布した。ロシアのドミートリィ・ポリャンスキー国連次席大使がテレグラムチャンネルで明かした。
ポリャンスキー氏によると、通信の写しは、国連下の国際「ノルドストリーム」破壊工作調査委員会の設置に関する安保理決議案を推進するための取組みとして、国連安保理と総会に公式文書として配布された。同氏は「「文書は国連メンバーにとって、これらの国々(=ドイツ、デンマーク、スウェーデン)が調査進捗をロシアに通知したという主張が事実と合致していないと理解する助けとなるだろう」としている。
バルト海に位置する独リューゲン島 - Sputnik 日本, 1920, 14.03.2023
「ノルドストリーム」の爆破工作
「ノルドストリーム」爆破テロ 事件に関連があるとされるヨットが見つかる=独誌
「ノルドストリーム」爆破については、米国の探査報道ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏が調査報告を公表したのに続き、2月21日にはロシア主導の国連安保理会合が開催され、同パイプライン破壊工作を協議した。ロシアが作成した決議案には、テロ調査委員会設置を事務総長に求める内容が盛り込まれている。一方で、国連ロシア政府代表部によると、スウェーデン、ドイツ、デンマークは会合開始前に国連に共同メッセージを発信。その中で「ノルドストリーム」事件の状況解明作業は現在も進行中と主張した。ただしロシア側は調査進捗については通知されていないと強調、その証明として通信記録を公表するとしていた。
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