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ウクライナへの戦闘機「F16」供与、反転攻勢中には不可能＝NATO幹部

ウクライナへの戦闘機「F16」供与、反転攻勢中には不可能＝NATO幹部

Sputnik 日本

北大西洋条約機構（NATO）は、ウクライナが進めるいわゆる反転攻勢の間に米製戦闘機「F16」を供与できない。NATOのロブ・バウアー軍事委員長（オランダ海軍大将）がこうした考えを、英ラジオ局「LBC」の番組に出演したなかで明かした。 2023年7月4日, Sputnik 日本

2023-07-04T15:54+0900

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バウアー委員長は次のように述べている。また、パイロットや整備要員の養成、戦闘機の供給網の構築などの課題についてバウアー委員長は、「この反転攻勢の間には（編注：達成は）無理だろう」と加えている。ウクライナはこれまで、2023年中のF16供与を望んできた。だが、米誌「ポリティコ」の報道によると、実現は早くても来年以降になるという。ウクライナのドミトロ・クレバ外相も、パイロットの訓練の見通しが立たず、当初の計画より遅れていることを認めている。オランダ国防省は先月、東欧のいずれかのNATO加盟国に、ウクライナ人パイロットにF16の操縦訓練を行う拠点を開設すると発表した。オランダとデンマークはこの準備を進めており、ベルギー、ルクセンブルク、イギリスなども支援している。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は先月、F16がウクライナに供与された場合、もしウクライナ国外に基地を設けたとしても、ロシア軍の攻撃目標の検討対象になりうると警告している。関連ニュース

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