ラブロフ露外相、中国の王毅外相と会談 露中首脳会談も予告

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ラブロフ・王毅両外相 - Sputnik 日本, 1920, 16.10.2023
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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は16日、中国・北京を訪れ同国の王毅外相と会談した。ウクライナ、中東情勢のほか、17~18日のプーチン大統領の訪中についても触れた。

ラブロフ外相は16~18日の予定で北京を訪問し、中国の進める巨大経済圏構想「一帯一路」のフォーラムに参加。その後、18、19日には北朝鮮を公式訪問する予定となっている。また、プーチン大統領も17日から訪中し、中国の習近平国家主席との首脳会談に臨む。

露外務省によると、16日の会談で露中外相は、ウクライナ情勢の政治外交的解決への取り組みを含む紛争の問題について議論。また、この頃先鋭化したイスラエル・パレスチナ紛争や朝鮮半島を含むアジア太平洋の地域情勢など、様々な議題があがった。
さらにラブロフ外相は露中関係の発展を歓迎したうえで、プーチン、習両首脳の会談についても触れた。

「首脳会談を前に北京で二国間関係について意見交換できてうれしい。ロシアと中国の関係は紛れもなく発展しており、明日と明後日の両首脳の会談でも広く話し合われることだろう」

セルゲイ・ラブロフ
ロシア外務大臣
また、一帯一路構想や上海協力機構については、平等と互恵関係に基づく全ユーラシアの協力促進の重要な構成要素となると指摘した。
プーチン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 16.10.2023
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また、王毅外相も一帯一路へのロシアの積極的な参加を評価した。

「中国はプーチン大統領による一帯一路への支持、高い評価を重視している。そして、共通の発展と繁栄に向けた協力へのロシアの積極的参加を歓迎する」

王毅
中国外務大臣
一帯一路は中国が推進する巨大経済圏構想で、現代版シルクロード構想とも呼ばれる。ユーラシア、アフリカ、欧州をつなぐ貿易・流通網の発展をうたっている。中国、ロシア以外にも東南アジア、旧ソ連諸国、中東、アフリカ、南アフリカの一部の国々を含む世界60カ国以上が枠組みに参加している。
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