英偵察機のロシア上空飛行申請は故意の挑発=露国防省

英国は偵察機「RC-135」のロシア上空を通るルートを含む飛行計画を申請した。16日、露国防省が発表した。15日には同型機が露北部を領空侵犯した事案が発生しており、露側は強く反発し通過を阻止する構えだ。
この記事をSputnikで読む

「英国による英偵察機『RC-135』のロシア上空を通過するルートを含むフライトプランが申請された。これは故意の挑発行為だ」

露国防省はこのように発表し、「ロシア軍は露領空の侵犯を許さない」として徹底的に対抗する姿勢をみせた。
15日には露北部ムルマンスク州で英国の「RC-135」が露領空を侵犯。露軍が要撃機「MiG-31」を発進させた結果、侵犯機は領空から退去するという事案が発生しており、ロシアと英国の間で緊張が高まっている。
関連ニュース
米軍、核弾道ミサイル「ミニットマンⅢ」の発射実験
英偵察機の領空侵犯 ロシアの反応をみる危険な試み=露上院議員
コメント