ザポロジエ原発の安全性を巡る状況

ウクライナ軍がザポリージャ原発を砲撃 送電線が一時切断 現在は正常に稼働

ウクライナ軍によるザポリージャ(ザポロジエ)原発への砲撃により、ドニプロ(ドニエプル)の送電線が一時切断された。その後、2つの発電装置が稼働し、大きな損傷はないという。ザポリージャ州の行政主要評議会のウラジーミル・ロゴフ氏が発表した。
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ロゴフ氏は自身のテレグラム・チャンネルで、現地時間3日午前0時半ごろ「ザポリージャ原発の東400メートルに3弾が着弾し、2号機と3号機の間にさらにもう1弾が着弾。ドニプロ送電線が切断された。原発は自家発電に切り替わった」と記した
ロゴフ氏によると、ウクライナ軍はその2時間ほど前からザポリージャ原発への砲撃を続けている。
その後ロゴフ氏は、5号機と6号機が運転を続けており、大きな損傷はないと話した。
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ザポリージャ原発では9月1日から、IAEAのラファエル・グロッシ事務局長が率いる調査団が査察に訪れている。現地では、ロシア国営の原子力企業「ロスアトム」代表団の団長と同原発の職員がIAEAの調査団を案内し、調査団はウクライナ軍による砲撃の被害を受けた原発区域を視察したという。
ロシア国防省は、IAEA調査団の査察当日、モスクワ時間6時(日本時間12時)ごろにウクライナ軍の最大60人の破壊工作班2班が7隻のボートでザポリージャ原子力発電所から北東に3キロのカホフカ貯水池の岸に上陸し、原発の占拠を試みたと発表した。ロシアはこれを阻止し、破壊工作班及び上陸部隊を乗せた船を殲滅した。
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