「まさに最貧国への供給を増やすことは、正しいことだと考える。(中略)年内に計3000万トンの穀物を供給し、この量を5000万トン以上に増やす用意がある。なぜなら今年は、ありがたいことに、豊作だからだ」
プーチン大統領はまた、肥料供給の問題で国連と作業するよう外務省に指示した。
「我われは、欧州委員会がロシア産肥料の供給を解禁し、制裁を解除したことも知っており、もちろん、このような決定を歓迎する。しかし、8月10日、欧州委員会からこの問題について説明があった。ロシア産肥料を購入できるのは欧州連合(EU)加盟国だけであり、ロシア産肥料とベラルーシ産肥料を欧州諸国の港を経由して同じ途上国、アジア、アフリカ、ラテンアメリカの市場に供給することはいまだに禁止されており、不可能であることががわかった」
プーチン大統領はまた、カリ肥料を無償で途上国に提供することを提案したほか、ロシアは肥料生産のために200万トンのアンモニアを貧困国に供給する用意があることも表明した。
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