ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナへのATACMS供与は露米間の紛争開始の危険性はらんでいる=駐米露大使

アナトリー・アントーノフ駐米ロシア大使は、スプートニク通信からのインタビューに応じ、米国による最大射程300キロの地対地弾道ミサイルATACMSのウクライナへの供与開始は、米国をロシアとの軍事紛争に直接引き込む危険性をはらんでいるとの考えを明らかにした。
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大使は、ウクライナ政府が米国からそのような武器を受け取れば、ロシアの大都市および産業インフラや輸送インフラが攻撃範囲に含まれることになると指摘し、「そうなれば、米国はロシアとの軍事対立に直接、引き込まれることになるだろう」と警告した。さらにアントーノフ氏は、ウクライナ軍は、政府がウクライナの一部としている領土でも「常態的に人権を侵害している」と付け加えている。
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アントーノフ大使は、「ドンバスの居住区が砲撃にさらされ、罪のない民間人が殺害されている。ウクライナの武器にナチスのシンボルマークがつけられているのか見てほしい。このようなことがドネツク人民共和国やルガンスク人民共和国に対して行われ、ウクライナ軍が米国の長距離ミサイルを手にすれば、彼らはためらうことなくロシアに対してもこの兵器を使用するだろう」と述べた。
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