ウクライナでの露特別軍事作戦

米国はウクライナ支援を管理するコマンド・センターをドイツに設置する準備をしている=NYT

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は29日、軍および政府関係者を引用し、米国防総省は米国当局と欧州連合(EU)ならびに北大西洋条約機構(NATO)の同盟国がウクライナ支援を管理および指揮するためのコマンド・センターをドイツに設置する準備をしていると報じた。
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報道によると、米国防総省は、米国とその同盟国によるウクライナ軍の訓練および装備を入念に監視するための準備をしている。これは、ウクライナ支援に関するバイデン米政権の長期的なコミットメントに関する当局者の声明に呼応しているという。
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同計画を提案したのは、米欧州軍司令官兼NATO欧州連合軍最高司令官のクリストファー・カボリ氏。計画によると、新たなセンターはカボリ氏直属の米将軍の「統一された指揮下」に置かれる。
ミッションの枠内では約300人が活動し、彼らはドイツのヴィースバーデンにある在欧米軍本部に配置される予定。
NYTによると、新部隊創設の最終決定は今後数週間のうちに下される見込みだが、ホワイトハウスと国防総省はすでにカボリ氏のアプローチを支持しているという。
NYTの消息筋は「新司令部は、何年にもわたってウクライナと近隣諸国に対するロシアの脅威が続くことを米国が予想していることを示している」と指摘した。
米上院は29日、ウクライナへの追加支援124億ドル(約1兆8000億円)を承認した。
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