クウィアトコウスキー氏は、ロシアはすでにこれらの地域で兵站と大衆の支持を得ていたが、防衛陣地を獲得したとし、9月末に実施された住民投票がこの重要な変更をゆるぎないものとしたとの考えを示した。
同氏は住民投票について、その結果はロシアに新たに加わった地域の住民の民主的な意志表示を表していると評価した。
クウィアトコウスキー氏は「私たち(米国:編集部)は、すでに実施されたロシアへの編入に関するロシア語を話す住民の投票に抵抗」しているが、この投票がウクライナでの血塗られた内戦を終わらせることを「目的としているのは明らかだ」と指摘した。
クウィアトコウスキー氏はまた、米国は戦いを続けさせようとしており、ウクライナに数十億ドルの軍事援助を行っていると述べた。同氏は「これを支払うのは米国の納税者だ」と指摘した。
またクウィアトコウスキー氏は、軍事行動の継続に関心を持つ当事者らの優先的な目的は、北大西洋条約機構(NATO)の正当化および欧州と米国への経済的、軍事的依存を維持することだと述べた。
プーチン大統領は10月5日、4地域のロシアへの編入に関する連邦憲法に署名した。