北朝鮮、14日に計390発の砲撃 韓国側での砲撃への「警告」と主張

北朝鮮は14日、日本海と朝鮮半島西側の黄海にそれぞれ約90発、約300発の砲撃を行った。北朝鮮側はこの砲撃について、韓国側での砲撃の動きに対する「明確な警告」だと主張する声明を発表し、「圧倒的な軍事的対応措置を講じる」と警告した。
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韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮が14日未明に短距離弾道ミサイル1発の発射や砲撃を行ったのに続き、14日午後には日本海に向けて約90発、朝鮮半島西側の黄海に向けて約300発の砲撃を行った。
14日午後に行った砲撃について、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部報道官は、韓国側の砲撃の動きが捉えられたとして「ロケット砲による警告射撃を行った」と15日に声明を発表した。
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声明では「敵の挑発策動に改めて明確な警告を送ることが目的だ」と主張し、「南の軍は無謀な挑発行動を即時に中断すべきだ」と強調している。
また「我が軍は朝鮮半島の軍事的緊張を激化させる敵の挑発も絶対に認めず、圧倒的な軍事的対応措置を講じる」と警告した。
韓国軍は17日から28日まで毎年恒例の大規模野外演習「ホグク(護国)」を実施する。NHKの報道によると、この演習には米軍も一部参加する予定で、北朝鮮が強く反発することが予想される。
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