マントゥロフ氏は、「ロシアの軌道ステーションが最小構成で展開する期間、つまり2028年までISSの運用を延長することは可能だと考えている」と述べた。
さらに同氏は、現時点では、ISSプロジェクトに取り組む上での規則は、参加国間の合意によって定められており、この合意は、2024年まで運用することを意味していると指摘した。
7月、ロシア国営宇宙企業「ロスコスモス」のユーリー・ボリソフ長官は、ロシアは2024年以降、国際宇宙ステーション計画から脱退し、2024年までにロシア独自のステーションを作り上げると明らかにした。
その数日後、米航空宇宙局(NASA)の有人宇宙飛行部門の責任者キャシー・リーダース氏は、ロシアは、少なくとも独自のステーションができるまではISSに残る意向を示したと明らかにした。
8月、ロシアを含むISSプロジェクトの全ての参加国は、2024年以降も同ステーションでの活動を継続する意向を確認した。
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