また、現行法で最長60年と規定されている原発の運転期間について、上限は維持しつつ、原子力規制委員会による審査や裁判所による仮処分命令などで運転を停止した期間を例外として除外することで、実質的に60年を超えて運転できるようにする。原発の運転期間の制限は、福島第一原発の事故を受けた法改正により導入されたが、それを再び見直す案となった。
スプートニク通信ではこれより前、「もし日本が、国内にある30基の原発をすべて再稼働すれば、欧州をLNG危機から救う『救世主』となり得る」という楽観的シナリオがどの程度現実的なものか、日本が抱えるエネルギージレンマを中心に専門家に話を聞いた。
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