プーチン露大統領「ロシアと西側を近づけようとしたが、西側には別の目的があった」

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は21日、国防省幹部らとの拡大会合で登壇し、過去にはプーチン大統領が自ら「ロシアと西側諸国を近づけようと試みた」が、西側はそれに反して「ロシアを破壊しようとした」との認識を示した。
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プーチン大統領は、ソ連崩壊後のロシアは西側世界の一員になろうとしたが、西側諸国は「ロシアを待っていなかった」との認識を示したうえで、次のように述べている。

「私自らも(編注:西側諸国に)近づこうと試みたものの、西側諸国は我々の努力や試みに反する行動をとった。ロシアを破壊するためにカフカス地方の国際テロリストを利用したのもその一部だ」

ウクライナでの露特別軍事作戦
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そのほか、プーチン大統領の主な発言は以下の通り。

特殊軍事作戦、ロシア軍について

ロシアに対してNATOのほぼ全加盟国の軍事ポテンシャルが積極的に使われている
動員された30万人のうち15万人は現在、射撃場で、あとの半分は対ウクライナ特殊軍事作戦のゾーンで訓練中
早期にも新型の大陸間弾道弾ミサイルRS-28「サルマト」が配備される

西側諸国・ウクライナとの関係について

ロシアの戦略的敵の目的は、ロシアの崩壊。彼らにとってロシアは大きすぎる
ロシアの地政学的敵は、ウクライナを含む旧ソ連世界で「洗脳」に成功した
ウクライナ民族は兄弟民族であるとみなしてきたし、今でもそう思っている
ロシアは長年にわたりウクライナと友好関係を築こうとしたが、何も効果がなかった
ウクライナで起こっていることは悲劇だ。だがこれは第三国の政策による結果だ
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