プーチン大統領は、ロシアの目的はウクライナの人々を守ることだと指摘し、その理由について、自分はロシアの一部だと考えている人々に対してウクライナが戦争を始めたからだと述べた。
「ウクライナで自分のことをロシア世界の一部だと考えている人々を攻撃してはならない。しかし彼らに対して戦争が始まり、そして我われ全員が耐えた」
またプーチン大統領は、ウクライナの軍需品の備蓄は近いうちに尽きるだろうとの見方を示し、北大西洋条約機構(NATO)加盟国のリソースは枯渇の危機に瀕していないが、ウクライナへは主にソ連時代の兵器が送られており、それらは底をつきつつあると指摘した。
プーチン大統領はまた、ロシアは所謂「ミンスク合意」に期待していたが、騙されたと指摘した。
プーチン大統領は、ロシアがウクライナとの交渉を拒否したことは一度もなく、ウクライナが自ら自分たちに対話を禁じたと述べ、またすべての武力紛争は交渉によって終結しており、ウクライナ政府がこれを理解するのが早ければ早いほどよいと強調した。
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