タクル大臣は次のように述べている。
「2032年まではすべての開催地が決まっているが、2036年以降には我々にも希望がある。インドは準備を進め、五輪招致を申請をすると確信している」
来年9月に行われるIOC(国際五輪委員会)の総会で招致計画をプレゼンテーションする予定だという。候補地としてはインフラが整っており、これまでにも招致に意欲を示していた西部グジャラート州を挙げた。
夏季五輪の開催地をめぐっては、2024年はフランス・パリ、2028年は米・ロサンゼルス、2032年は豪州・ブリスベンに決まっている。
ロイター通信など各国の報道によると、2036年の招致レースには、これまでにエジプト、メキシコ、トルコ、インドネシア、カタールが名乗りをあげているほか、韓国、ロシア、ドイツが招致を検討しているとされる。
日本は昨年、東京五輪2020を開催したばかりであるが、2030年冬季五輪を札幌へ招致すべく活動していた。だが、札幌市の秋元克広市長は20日、東京大会2020組織委員会の汚職事件を受け、2030年冬季五輪の招致に関する機運醸成活動を当面の間中止すると明らかにした。
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