露中への圧力は世界的危機を複雑化させる=専門家

ロシアと中国の連携は外的圧力の対象となっており、この圧力が混迷を極める世界情勢を健全化させるのを妨害している。こうした見方を国際関係に詳しい中国人民大学のジャ・ミン学術研究員が語っている。
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ジャ氏は中国はウクライナ和平に向けた尽力をしているが、複雑な対外関係が達成を非常に難しくしていると指摘する。

「中国とロシアの緊密な連携は、ロシアとウクライナの地政学的紛争の緩和に貢献する可能性があるものの、外からの圧力や制限の対象になっている。これが悪化する国際情勢の問題を解決するのを妨害している」

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ジャ氏は露中両国は責任ある大国として、より多くの共通点を探し、モスクワと北京を世界的危機の解決の場にしなくてはならないと締めくくった。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12月30日、中国の習近平国家主席とオンライン形式で会談し、建設的パートナーシップに基づいた対話を行った。習氏はプーチン氏との会談で、一方的な行動をとる政策に対抗したり、両国の主権を守るためにロシアと連携する用意があると述べた。
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