パトルシェフ氏は、ロシアはウクライナと戦っているのではないとする理由について、定義上、ロシアが一般のウクライナ人に対して憎しみを抱くことはあり得ないからだと強調した。同氏は、クリミアではウクライナ語が国家語の1つとして残されており、ロシアの多くの都市でウクライナ文化センターが運営を続けていることに注目した。
「ウクライナの伝統はロシアの住民にとって身近なものであり、ロシア国民の遺産がウクライナ人の文化と切り離せないのと同じだ。ウクライナ市民が彼らの手で西側がロシアと戦っていることを理解するのが早ければ早いほど、より多くの命が失われずにすむだろう」
パトルシェフ氏はまた、ウクライナのネオナチの犯罪者らは処罰を免れることはできないと指摘した。
「一方、クーデターの組織や破壊工作任務の実行などのために他の国で利用する目的で最も唾棄すべき者たちを彼らの管理責任者が救おうとする可能性も排除できない。このようなスキームはナチス・ドイツ粉砕の時期に作られた」