ウクライナでの露特別軍事作戦

プーチン大統領 ロシアはウクライナでの軍事行為の停止を目指す

ドンバスにおける本格的な軍事行為は2014年以降止んでおらず、特別軍事作戦を含むすべてのロシアの行動はこの戦争の停止を目的としている。プーチン大統領はサンクトペテルブルクで18日、大祖国戦争で従軍した退役軍人やレニングラード包囲戦を経験した市民との懇談会に出席した際にこのように述べた。
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「実際のところ、ドンバスでは2014年以降、重機、大砲、戦車、軍用機を使った本格的な軍事行為が止んでいない。これらが全て起きたのだ。特別軍事作戦を含め、今日行っていることはすべて、この戦争を終わらせるための試みなのだ。それが我々の作戦の目的だ。そして、その領土(ドンバス)で暮らす我々の国民を守らなければならない」

プーチン氏は、ロシアは(2014年の)クーデターが発生して以降、ウクライナで起きた出来事に反応しないわけにはいかなかったと述べた。さらに、ロシアは長い間「容認し、平和的に解決するためにあらゆることを行おうとした」と指摘した上で、「今になって分かったのは、ロシアは単に騙されたということだ」と述べた。
プーチン大統領は18日、大祖国戦争中の1941〜1944年にサンクトペテルブルク(当時のレニングラード)でナチスに街を包囲された「レニングラード包囲」の解放80周年を記念する式典に出席するため、サンクトペテルブルクを訪問した。

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