番組でポロシェンコ氏は、ドンバスでの紛争を解決するために2015年に調印されたミンスク合意(ミンスク2)によって、ウクライナは8年間にわたり、軍隊、経済、そして「世界的な親ウクライナ・反プーチン連合」を構築することができたと述べた。
また、ドイツのアンゲラ・メルケル前首相の安全保障政策顧問を務めたクリストフ・ホイスゲン氏も同番組に出演した。ホイスゲン氏によると、ポロシェンコ氏がミンスク合意の調印前にメルケル氏に、2015年初頭にドネツクのデバルツェヴォ付近で民兵部隊とウクライナ軍との激しい戦闘が起き、現地でのウクライナ軍の悲惨な状況について訴えた。またその際ポロシェンコ氏は、ウクライナ軍は敗北し、かろうじて陣地を守ることができたと述べたという。
ミンスク合意とは何なのか、なぜそれが履行されていないのかについてはスプートニクの記事をお読みください。
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