2月7日は「北方領土の日」。1855年2月7日にロシアと締結した下田条約により、クリル諸島のうちイトゥルプ(択捉)島、シコタン(色丹)島、ハボマイ(歯舞)島の4島が日本の領有に入った。これにちなみ、1981年に定められた。
林外相はいわゆる「北方領土問題」に関連し、対露外交の展望についてこのように述べた。
「領土問題を解決して平和条約を締結するという対露外交の方針は不変である。北方墓参をはじめとした事業の再開は、今後の日露関係の中でも最優先事項の一つであり、日本政府として1日も早く事業が再開できるような状況となることを強く期待している」
また、林外相はウクライナにおけるロシアの特殊作戦を非難し、「ロシアに対して引き続き強い制裁措置をとる」と強調した。
同時に「例えば、漁業などの経済活動、海洋における安全に関わる問題のように、日露が隣国として対処する必要のある事項については、何を国益するかという観点をしっかり考えながら適切に対応していく」と付け加えた。
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