現地時間6日未明、トルコ南東部とマグニチュード7.7の強い地震が発生した。7日の時点で、この地震による死者数はトルコと隣国のシリアで4900人を超えており、負傷者の数も数万人にのぼる。多くの建物が倒壊し、交通網にも被害が出ている。
同メディアによると、北京大学の研究者らが以前、地球の中心部にある内核の回転が減速した可能性があるとの研究論文を発表した。その研究によると、核の回転が遅くなったとしても、人々の日常生活には全く影響は生じないものの、地球全体の動きに影響を及ぼす可能性があるという。
しかし、ロシアの地震学者のアンナ・ルシナ氏によると、トルコの地震はまだ始まりに過ぎない。同氏は、内核の回転が減速、停止、逆方向に回転し始めることは、地球全体のあらゆる地震現象に影響を及ぼし、新たな地震活動地域が現れるかもしれないと指摘している。
スプートニクは以前、国際研究チームが地球内部のマントルにある特定の密度をもつマグマの塊が謎の動きを確認したという研究について報じた。
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