トルコ・シリア大地震 震災と人道物資の輸送状況

ロシア軍、シリアの被災地で42人を救出

巨大地震が発生したトルコの隣国、シリアの被災地に派遣されたロシア軍は、瓦礫の撤去作業を進めており、これまでに42人を救出したほか、57人の遺体を確認した。また約200人に医療支援を行った。シリア各派和解調整センターのオレグ・エゴロフ副所長が発表した。
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シリア保健省によると、国内の死者数は1250人、負傷者数は2054人に達した。
シリア政府は支援物資がテロ組織の手に渡らないことを条件に、国内全域を対象に支援物資の流通を保証している。
欧州地中海地震学センターによると、地震発生から39時間で、トルコ中部では165回の有感地震が観測された。マグニチュード5以上の大規模な余震も度々起こっている。
最初の地震は現地時間6日午前1時17分(日本時間同日午前10時17分)、南東部カフラマンマラシュ県で発生。その後、同日午前10時(日本時間同日午後7時)過ぎにも同県でマグニチュード7.7の地震が発生している。スプートニクは6日に地震が観測された地域を、インフォグラフィックでまとめている。
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