報道によると、米国防総省とホワイトハウスは今のところこの情報を確認していない。一方、米北方軍(NORTHCOM)と北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)のグレン・バンハーク司令官は、飛行物体が小型であるため捕捉して照準を合わせるのが難しいと語っていた。そのためパイロットは、物体と周囲の温度差を感知できる短距離ミサイル「AIM-9Xサイドワインダー」を使ったという。
一方、消息筋によると、それでも1発目のミサイルは飛行物体に命中しなかった。なお、その後このミサイルがどうなったかは分からないという。
米軍は今月10~12日に3つの飛行物体を撃墜した。2つは米領空、1つはカナダ上空で撃ち落とした。CNNが米国防総省の文書を引用して報じたところによると、カナダ上空で撃墜された物体は小型の金属製のような気球に物体が結び付けられていた。ミサイルが命中したあと、この物体はヒューロン湖に「ゆっくり沈んでいった」という。
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