「Welt am Sonntag」によると、ピストリウス国防相は次のように述べている。
「ウクライナにこれまで表明されたもの以外に『レオパルト』を追加供与するシナリオは見えない。消耗してはいけない備蓄もあるのだ」
ピストリウス国防相によると、これまでにドイツやポーランドなどの西側諸国は「レオパルト2」を2個大隊分の60両、比較的旧式の「レオパルト1」を4個大隊分の100両以上供与するとしている。このほか、米国や英国も自国製の戦車の供与を進めている。
ピトリウス国防相は「残念なことに、NATOの戦車はただ単に供与待ちというわけにはいかない。それでも中期的な展望としてはウクライナのニーズに応えることができる」と強調している。
3月末、ドイツがすでに「レオパルト2」18両をウクライナ側に引き渡したことが明らかになっている。一方で、独国防省のアルネ・コラツ報道官はこれまでに「戦車の追加供与の具体的なプランは何も決まっていない」と表明していた。
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