ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ軍 西側供与の兵器でロシア領攻撃を計画=ショイグ国防相

ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は20日、ウクライナ軍が西側諸国から供与を受けた「ハイマース」や「ストームシャドー」などの兵器を使い、クリミア半島を含むロシア領への攻撃を計画していると明らかにした。
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ショイグ国防相は次のように述べている。

「こうしたミサイルの特殊軍事作戦地域外での使用は、米国や英国が紛争に全面的に関与することを意味し、ウクライナ領内の意思決定機関に対する即時攻撃が必要になる」

西側諸国によるウクライナへの兵器供与
【図説】戦術ミサイル「ストームシャドウ」の性能
「ストームシャドー」は英仏が共同開発した巡航ミサイルで、5月に英国がウクライナに供与した。それ以降、昨年新たにロシアに編入された地域に対し、このミサイルでの攻撃を行っている。射程は250キロとされているが、最大射程560キロの改良型もあるという。
英国は「ストームシャドー」の供与時に、ウクライナから「主権を持つ領土」でのみ使用するよう約束を得ている。だが、これまでにウクライナは、同様に「自国の領土と国民を守る」ためにのみ使用することを条件にベルギーから供与された武器を使い、露ベルゴロド州の攻撃に使用した疑いが浮上。ベルギー政府がウクライナ側に説明を求めるなど、外交問題にも発展している。この攻撃では民間人1人が死亡、13人が負傷している。
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