仏外務省 マクロン大統領がプーチン露大統領に電話する理由を暴露

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フランスのマクロン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 04.02.2023
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フランス外務省のアンクレア・ルジョンドル報道官は4日に公開された「RTVI」のインタビューで、フランスのマクロン大統領がロシアのプーチン大統領に電話するのは、ウクライナのゼレンスキー大統領の要請によるものだと明かした。
インタビューでルジョンドル報道官は次のように述べている。

「マクロン大統領は大方の場合、ゼレンスキー大統領の要請でプーチン大統領に電話し、同盟国とも連携しています。これは対話のチャンネルを維持するためです」

また、ザポロジエ(ザポリージャ)原発の状況をめぐってもマクロン大統領はウクライナの要請でロシア側と調整し、国際原子力機関(IAEA)の視察団派遣に至ったとして成果を強調している。
これを受け露外務省のマリア・ザハロワ報道官はSNS「テレグラム」上の自身のページに、報道を引用しながら「フランス式のドラマね」と皮肉のコメントを投稿した。
フランスのマクロン大統領 - Sputnik 日本, 1920, 24.01.2023
マクロン大統領、ウクライナへの戦車供与の条件を挙げる
露大統領府のペスコフ報道官は先月初め、プーチン、マクロン両大統領はコンタクトを維持していると述べていた。だが、両者が最後に電話会談を行ったのは昨年9月が最後で、現在対話は「休止」状態となっているという。一方で、以前の対話についてペスコフ報道官は「深い意見の不一致があるとはいえ、大変有益で建設的だった」と一定の評価をしている。
これまでにマクロン大統領は、米英などの西側首脳とは違い、ウクライナ情勢悪化後もしばしばプーチン大統領と電話会談をするなど、対話の窓を完全には閉ざしていない。一方、なかなか決定的な成果を出せないマクロン流外交に、一部仏野党からは「マクロンは電話」と揶揄する声もあがっていた。
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