米シンクタンクがロシア解体に向けた準備を議論、ウクライナ議員は非核化を要求

© AP Photo / J. Scott Applewhite米シンクタンクがロシア解体に向けた準備を議論、ウクライナ議員は非核化を要求
米シンクタンクがロシア解体に向けた準備を議論、ウクライナ議員は非核化を要求 - Sputnik 日本, 1920, 16.02.2023
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米ワシントンに拠点を置く保守系シンクタンク「ハドソン研究所」はロシア連邦解体後の世界秩序をテーマとしたパネル・ディスカッションを開催した。このディスカッションにはアンチ・ロシアの政治家等が集まり、ロシアの解体、及び非核化に向けた議論を行った。
ハドソン研究所のルーク・コッフィー上級研究員は冒頭、ロシアがウクライナで敗れる結果、「今日の地図で我々が知るロシア連邦は恐らく終わりを迎える」と指摘した。これにより米国とその同盟国は今日の段階からこの崩壊にどう備えるべきかを議論する必要があるとした。

ウクライナに侵攻するというクレムリンの決定により、かつてユーラシアで途方もない影響力を誇ったロシアは縮小し、戦争はロシアの経済的軍事的社会的安定を破壊した。

ノルドストリームのガス漏れの現場 - Sputnik 日本, 1920, 15.02.2023
米国人記者シーモア・ハーシュ氏による調査
【解説】「ノルドストリーム爆破に米関与」への各国反応 日本メディアが伝えない米国に不利な報道
米国とその同盟国の政治家らはこの可能性を認識し、ロシア連邦の崩壊により生じる、ユーラシアの新たな地政学的リアリティに備える必要があると指摘した。
このイベントに参加したウクライナ最高会議のアレクセイ・ゴンチャレンコ議員はコッフィー上級研究員の発言に同意し、ロシアの「脱帝国主義化」と「非核化」を訴え、ウクライナは新たな世界秩序の中で指導的役割を担う用意があると主張した。
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