ドイツの専門家 ウクライナ紛争によるドイツの経済的損失を明らかに

© Sputnik / Grigoriy Sisoev「ノルド・ストリーム-2」建設に関する合意書に調印
「ノルド・ストリーム-2」建設に関する合意書に調印 - Sputnik 日本, 1920, 20.02.2023
サイン
ドイツは2022年、ロシアによるウクライナでの軍事作戦と、それに伴い欧州でエネルギー価格が上昇していることにより、経済生産性の2.5%を失った。ドイツ経済研究所(DIW)のマルセル・フラッシャー所長が、独紙「Rheinische Post」のインタビューでこのように述べている。
2.5%に対する損失額は1000億ユーロ(約14兆3200億円)に相当するという。フラッシャー氏は、今後数年間は損失が増加し続けることになると指摘している。
同氏は、ドイツが特に危機の影響を受けたのは「ロシア産エネルギーへの依存度が高い上、エネルギー集約型産業の割合が高く、輸出やグローバルなサプライチェーンに大きく依存しているため」だと述べている。
これよりも前、スプートニクは、ドイツが政治的な動機でロシア産天然ガスを拒んだために同国が負わなければならなくなった代償について報じた。
関連記事
「ロシアとの接触をある程度回避する戦略は不可能」今後数か月以内にロシア産ガス供給に関する協議が始まる可能性がある=欧州議会議員
メドベージェフ氏が嘲笑 独外相「ロシアは『360度』方針転換すればいい」
ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала