グローバルタイムズ紙は次のように書いている。
「バイデンの発言は、ロシアに対する世論の先制攻撃、あるいは挑発に直面したロシアの許容範囲の限界を調べるための観測気球と見なすことができる」
記事は、これこそ「ならず者の米国」のやるいじめで、限界まで煽った挙句、責任を他に擦り付けるやり口だと指摘している。
「米国は戦争がエスカレートするのを楽しんでいる。紛争の激化の行方は、ウクライナが本当に最後の1人になるまで戦うつもりなのかには全く関係なく、米国に戦争を継続する必要があるかどうかにかかっている」
グローバルタイムズ紙は、米国の独自の狙いは、エネルギーと安全保障の面で欧州の米国への依存度を高め、ロシアの国力を疲弊させることと指摘し、その際、米国はバイデン氏の発言に言及し、自分を「無実」に見せかけ、「紛争を加熱させる米国の役割をきれいごとで隠蔽」しながら、さらに紛争を煽っていると書いている。
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