NHKの報道によると、北朝鮮のチェ・ソニ外相は20日付けで談話を発表。国連のグテーレス事務総長が弾道ミサイルの発射を非難したことについて「われわれの主権の行使に対して米国などの勢力が安保理を通じて圧迫しようとしているのを黙認しており、米国の傀儡であることが証明された」と批判した。
一方、G7外相は20日に共同声明を発表し、北朝鮮による18日のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射を非難。国連安保理による重要な措置の必要性を含め、国際社会による結束した力強い対応を呼びかけた。
日本の外務省が発表した声明には、次のように述べられている。
「我々、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国及び米国のG7外相並びにEU上級代表は、2022年11月18日に北朝鮮によって再び行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)の恥知らずな発射を最も強い言葉で非難する」
またG7外相は「北朝鮮に対し、非核化に向けた意味のある対話を再開し、米国、日本及び韓国により繰り返し提示されてきた対話の申し出に応じるよう強く求める」としている。
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