「ノルドストリーム」の爆破工作

「ノルド・ストリーム」に未来はある=プーチン大統領

仮に自国の利益を保護する意識が西側のパートナーに蘇れば、「ノルド・ストリーム」に未来はあり得る。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が表明した。
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プーチン大統領は「ロシア24」のテレビ番組に出演した中で、昨年に爆破された自国の天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」のポテンシャルについて言及した。

「世界の実践において、こうした出来事のあとにそうしたシステムを修復した例はない。しかし、論理的に言って全ては可能である。これは単に時間とある程度の資金、そしていくつかの新たな技術を必要とするだけだ」

ジャーナリストのパーヴェル・ザルービン氏がこのプロジェクトに未来はあるかと質問したところ、これを肯定した。その上で、「もちろん私はあると思う、我々の欧州のパートナーに関心があれば、仮に彼らの間で自国の利益を保護する意識が蘇れば、もちろんその未来は存在する」と回答した。また、プーチン大統領は今回のテロ事件について複数の爆弾が仕掛けられたと指摘、いくつかの爆弾は爆破していないとした。ただし、不発に終わった理由は明らかではないとコメント。
「ノルドストリーム」の爆破工作
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先にニューヨーク・タイムズ紙が親ウクライナ派のグループによる犯行だったと報道した点については、「完全なでたらめ」と評価した。プーチン大統領によると、これほどの破壊行為を海底で行うには高度な技術を持つ国家の全面的支援が不可欠だという。
「ノルドストリーム」の爆破工作
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ニューヨーク・タイムズ紙はこれより前、新しい調査情報として、「ノルドストリーム」テロ工作の背後には、ある親ウクライナ集団が絡んでいる可能性があると報じた。また独紙「ツァイト(Zeit)」によると、ドイツの捜査当局は「ノルドストリーム」爆破に関与した船舶を特定したという。犯罪の足跡がウクライナ方面に向いている、と同紙は指摘している。
一方、ロシア大統領のドミトリー・ペスコフ報道官は、西側メディアによる「ノルドストリーム」破壊工作の新たな情報の公開は、関心を逸らせようとするミスリーディングであるとの考えを示した
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