欧米はロシアを国際法違反で非難しようとしている=露ラブロフ外相

欧米はユーゴスラビア、イラク、リビアで自らが国際法を繰り返し踏みにじってきたにもかかわらず、ロシアを国際法違反で非難しようとしている。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が、第11回サンクトペテルブルク国際法フォーラムでこのような考えを示した。
この記事をSputnikで読む
ラブロフ氏は、欧米各国は「内政不干渉という、国連憲章のもう一つの基本原則を踏みにじった」と指摘し、グルジア(ジョージア)やキルギスの「カラー革命」、2004年のウクライナ大統領選における再選挙を例として挙げた。さらに同氏は、これには「2014年2月にキエフで起きたクーデターに公然と支援したこと」も含まれると指摘した。
同氏は、ウクライナにおけるロシアの特別軍事作戦は、国連憲章の個別的・集団的自衛権を規定する条文に従って実施されており、この件は適時に国連安保理に通知されたと述べた。
ラブロフ氏は4月、国連安保理での会議で「今日、国連もその憲章の要求もそろって米国のグローバルな野心に脅威を与えている」と指摘した。
関連記事
「誰に必要なんだ?」 西側諸国は第三次世界大戦の議論より、責任ある対応を=ラブロフ露外相
西側のロシア孤立化の試みは完全に失敗した=ラブロフ外相
コメント