ラブロフ氏は、欧米各国は「内政不干渉という、国連憲章のもう一つの基本原則を踏みにじった」と指摘し、グルジア(ジョージア)やキルギスの「カラー革命」、2004年のウクライナ大統領選における再選挙を例として挙げた。さらに同氏は、これには「2014年2月にキエフで起きたクーデターに公然と支援したこと」も含まれると指摘した。
同氏は、ウクライナにおけるロシアの特別軍事作戦は、国連憲章の個別的・集団的自衛権を規定する条文に従って実施されており、この件は適時に国連安保理に通知されたと述べた。
ラブロフ氏は4月、国連安保理での会議で「今日、国連もその憲章の要求もそろって米国のグローバルな野心に脅威を与えている」と指摘した。
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