https://sputniknews.jp/20230421/15748625.html
「少なすぎ、遅すぎる」 ウクライナ 欧米が兵器を十分に供与していないと不満を表明=米コラムニスト
「少なすぎ、遅すぎる」 ウクライナ 欧米が兵器を十分に供与していないと不満を表明=米コラムニスト
Sputnik 日本
欧米はウクライナの軍備増強に「限界まで」取り組んでいるが、ウクライナ政府は同盟国に対して失望している。コラムニストのジャック・デッシュ氏が、米誌「フォーリン・ポリシー」でこのような考えを示している。 2023年4月21日, Sputnik 日本
2023-04-21T15:44+0900
2023-04-21T15:44+0900
2023-04-21T15:44+0900
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
ウクライナ
軍事
武器・兵器
米国
欧州
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/04/15/15748869_0:299:3083:2033_1920x0_80_0_0_d284b759450cefa53753b012d65dc8f9.jpg
デッシュ氏によると、ウクライナ国家安全国防会議のオレクシー・ダニロフ書記は、AP通信とのインタビューで、ウクライナは「約束と違うことをする」同盟国に不満を抱いていると語ったという。ウクライナ最高議会のアレクサンドラ・ウスチノワ議員は、米国の供与分はウクライナの要求よりもはるかに少ないとフォーリン・ポリシーで語っている。さらに同誌によると、ウクライナへの援助は「少しずつ」しか行われていない。また、ウクライナ政府が懸念しているのは、西側諸国が供与する「戦車の数が少なすぎ、遅すぎる」点だという。ドイツ製のレオパルト戦車はすでに戦場に届いているが、米国のエイブラムス戦車の供与には数ヶ月かかるとデッシュ氏は指摘している。さらに、8カ国からウクライナに供与されているレオパルト戦車については、使用する砲弾の種類が一つだけではない。この事実によって問題はさらに難しいものになっているという。ウクライナ軍の代表者は同誌の取材に対し、ウクライナには軍用機が必要だと認めたが、同国政府はそれが「今後数ヶ月でなんとかなる問題ではない」とみている。デッシュ氏によると、米政権内では戦闘機「F-16」と長距離戦術ミサイルシステムの供与はまだ議論の範疇にはないという。これよりも前、英紙「テレグラム」は、ウクライナ軍が「F-16」の供与を待つ間に自国の最も優秀なパイロットが失われていることに不満を抱いているというニュースを報じた。関連記事
https://sputniknews.jp/20230419/15727978.html
ウクライナ
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
2023
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ニュース
jp_JP
Sputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e7/04/15/15748869_199:0:2930:2048_1920x0_80_0_0_2d799ed7628327cf25b9cb8721e7b8d4.jpgSputnik 日本
feedback.jp@sputniknews.com
+74956456601
MIA „Rossiya Segodnya“
ウクライナ, 軍事, 武器・兵器, 米国, 欧州
「少なすぎ、遅すぎる」 ウクライナ 欧米が兵器を十分に供与していないと不満を表明=米コラムニスト
欧米はウクライナの軍備増強に「限界まで」取り組んでいるが、ウクライナ政府は同盟国に対して失望している。コラムニストのジャック・デッシュ氏が、米誌「フォーリン・ポリシー」でこのような考えを示している。
デッシュ氏によると、ウクライナ国家安全国防会議のオレクシー・ダニロフ書記は、AP通信とのインタビューで、ウクライナは「約束と違うことをする」同盟国に不満を抱いていると語ったという。ウクライナ最高議会のアレクサンドラ・ウスチノワ議員は、
米国の供与分はウクライナの要求よりもはるかに少ないとフォーリン・ポリシーで語っている。さらに同誌によると、
ウクライナへの援助は「少しずつ」しか行われていない。
また、ウクライナ政府が懸念しているのは、西側諸国が供与する「戦車の数が少なすぎ、遅すぎる」点だという。ドイツ製のレオパルト戦車はすでに戦場に届いているが、米国のエイブラムス戦車の供与には数ヶ月かかるとデッシュ氏は指摘している。さらに、8カ国からウクライナに供与されている
レオパルト戦車については、使用する砲弾の種類が一つだけではない。この事実によって問題はさらに難しいものになっているという。
ウクライナ軍の代表者は同誌の取材に対し、ウクライナには軍用機が必要だと認めたが、同国政府はそれが「今後数ヶ月でなんとかなる問題ではない」とみている。デッシュ氏によると、米政権内では
戦闘機「F-16」と長距離戦術ミサイルシステムの供与はまだ議論の範疇にはないという。
これよりも前、英紙「テレグラム」は、ウクライナ軍が
「F-16」の供与を待つ間に自国の最も優秀なパイロットが失われていることに不満を抱いているというニュースを報じた。