Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

「少なすぎ、遅すぎる」 ウクライナ 欧米が兵器を十分に供与していないと不満を表明=米コラムニスト

© AP Photo / Andrew Marienkoハリコフ近郊でスウェーデンの無反動砲「カール・グスタフM4」の使い方を習得するウクライナ兵
ハリコフ近郊でスウェーデンの無反動砲「カール・グスタフM4」の使い方を習得するウクライナ兵 - Sputnik 日本, 1920, 21.04.2023
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欧米はウクライナの軍備増強に「限界まで」取り組んでいるが、ウクライナ政府は同盟国に対して失望している。コラムニストのジャック・デッシュ氏が、米誌「フォーリン・ポリシー」でこのような考えを示している。
デッシュ氏によると、ウクライナ国家安全国防会議のオレクシー・ダニロフ書記は、AP通信とのインタビューで、ウクライナは「約束と違うことをする」同盟国に不満を抱いていると語ったという。ウクライナ最高議会のアレクサンドラ・ウスチノワ議員は、米国の供与分はウクライナの要求よりもはるかに少ないとフォーリン・ポリシーで語っている。さらに同誌によると、ウクライナへの援助は「少しずつ」しか行われていない。
M1エイブラムスを模したバルーンデコイ - Sputnik 日本, 1920, 19.04.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
ウクライナはロシアと戦うために空気で膨らませたおとりを使おうとしている
また、ウクライナ政府が懸念しているのは、西側諸国が供与する「戦車の数が少なすぎ、遅すぎる」点だという。ドイツ製のレオパルト戦車はすでに戦場に届いているが、米国のエイブラムス戦車の供与には数ヶ月かかるとデッシュ氏は指摘している。さらに、8カ国からウクライナに供与されているレオパルト戦車については、使用する砲弾の種類が一つだけではない。この事実によって問題はさらに難しいものになっているという。
ウクライナ軍の代表者は同誌の取材に対し、ウクライナには軍用機が必要だと認めたが、同国政府はそれが「今後数ヶ月でなんとかなる問題ではない」とみている。デッシュ氏によると、米政権内では戦闘機「F-16」と長距離戦術ミサイルシステムの供与はまだ議論の範疇にはないという。
これよりも前、英紙「テレグラム」は、ウクライナ軍が「F-16」の供与を待つ間に自国の最も優秀なパイロットが失われていることに不満を抱いているというニュースを報じた。
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