https://sputniknews.jp/20230730/16674915.html
【まとめ】プーチン大統領の記者会見 「ロシア-アフリカ」サミット総括の主要な項目
【まとめ】プーチン大統領の記者会見 「ロシア-アフリカ」サミット総括の主要な項目
Sputnik 日本
プーチン大統領は7月27-28日のサンクトペテルブルクでの「ロシア-アフリカ」サミットを総括し、大がかりな記者会見を行った。プーチン大統領は記者団からの質問に答えながら、NATOとの直接対決、特別軍事作戦の状況、穀物合意、これから行われるBRICSサミットについて語った。 2023年7月30日, Sputnik 日本
2023-07-30T20:32+0900
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NATOとの直接対決プーチン大統領は、ロシアはNATO軍との軍事衝突を望んではいないものの、何者かがこれを望む場合、ロシアは「あらゆるシナリオに対する用意がある」と述べた。プーチン大統領は、米国の指導でそうした紛争を回避する特別なメカニズムが構築されていることを指摘し、同メカニズムはロシアと米国主導のNATOの双方が直接対決を望んでいないことを示していると述べている。特別軍事作戦の進行状況こうした一方でプーチン大統領はロシアはウクライナにおいては戦闘行為を停止できないとし、その理由としてウクライナが攻撃に転じているからだと語っている。プーチン大統領は、現段階では敵の軍隊動きはいずれの方面でも止められ、後退させられていることを明らかにしている。ウクライナは6月4日から兵員、軍事機器ともに大きな損失を出しており、具体的な数では戦車415両、装甲車両1300台以上が破壊されている。ただし変化が生じており、ウクライナ軍は現在、軍事機器を温存し始めた。クリミア大橋に対するテロ攻撃後、ロシアはウクライナの海上用ドローンの製造、発射拠点に先制攻撃行った。ウクライナとの和平交渉についてプーチン大統領は、ロシアはウクライナとの和平交渉を拒否したことはなかったものの、キエフ側で交渉を禁止じる法令が調印されていると指摘した。アフリカ諸国のリーダーらは、交渉は当事国の一方が拒否している場合、これを強要するのは困難 こうした一方でプーチン大統領は、アフリカ諸国はウクライナ紛争の終結を一心に望んでいると指摘している。アフリカ諸国は、ウクライナがかつてのソ連の一部として長期にわたってアフリカ諸国に支援を行ってきた経緯から、同国に対して友好的な態度をとっている。穀物合意についてプーチン大統領はアフリカ諸国のたてたウクライナの和平プランと穀物合意の間には互いに何の関連もないことを確認した。プーチン大統領はロシアが穀物合意を停止した後、国際穀物市場では価格が上昇し、ロシアは国としての利益が増えたため、収益の一部を最貧国らとシェアし、ある一定量の食料を無償で提供すると宣言している。プーチン大統領はロシアの穀物合意への復帰については、まずロシア側の条件が全て実行されるべきだと指摘した。BRICSサミットについてプーチン大統領は、8月22-24日に南アフリカ共和国で開催のBRICSサミットにはビデオ会議形式で参加するとし、現在、自身はサミット出席するよりも、自国ロシアにいることの方が重要と指摘した。ロシア代表団の団長はセルゲイ・ラブロフ露外相が務める。関連記事
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【まとめ】プーチン大統領の記者会見 「ロシア-アフリカ」サミット総括の主要な項目
プーチン大統領は7月27-28日のサンクトペテルブルクでの「ロシア-アフリカ」サミットを総括し、大がかりな記者会見を行った。プーチン大統領は記者団からの質問に答えながら、NATOとの直接対決、特別軍事作戦の状況、穀物合意、これから行われるBRICSサミットについて語った。
プーチン大統領は、ロシアは
NATO軍との軍事衝突を望んではいないものの、何者かがこれを望む場合、ロシアは「あらゆるシナリオに対する用意がある」と述べた。プーチン大統領は、米国の指導でそうした紛争を回避する特別なメカニズムが構築されていることを指摘し、同メカニズムはロシアと米国主導のNATOの双方が直接対決を望んでいないことを示していると述べている。
こうした一方でプーチン大統領はロシアはウクライナにおいては戦闘行為を停止できないとし、その理由としてウクライナが攻撃に転じているからだと語っている。プーチン大統領は、現段階では敵の軍隊動きは
いずれの方面でも止められ、後退させられていることを明らかにしている。ウクライナは6月4日から兵員、軍事機器ともに大きな損失を出しており、具体的な数では戦車415両、装甲車両1300台以上が破壊されている。ただし変化が生じており、ウクライナ軍は現在、軍事機器を温存し始めた。
クリミア大橋に対する
テロ攻撃後、ロシアはウクライナの海上用ドローンの製造、発射拠点に先制攻撃行った。
プーチン大統領は、ロシアはウクライナとの和平交渉を拒否したことはなかったものの、キエフ側で
交渉を禁止じる法令が調印されていると指摘した。アフリカ諸国のリーダーらは、交渉は当事国の一方が拒否している場合、これを強要するのは困難 こうした一方でプーチン大統領は、アフリカ諸国はウクライナ紛争の終結を一心に望んでいると指摘している。アフリカ諸国は、ウクライナがかつてのソ連の一部として長期にわたってアフリカ諸国に支援を行ってきた経緯から、同国に対して友好的な態度をとっている。
プーチン大統領はアフリカ諸国のたてたウクライナの和平プランと穀物合意の間には互いに何の関連もないことを確認した。プーチン大統領はロシアが穀物合意を停止した後、国際穀物市場では価格が上昇し、ロシアは国としての利益が増えたため、収益の一部を最貧国らとシェアし、ある一定量の食料を無償で提供すると宣言している。プーチン大統領はロシアの
穀物合意への復帰については、まずロシア側の条件が全て実行されるべきだと指摘した。
プーチン大統領は、8月22-24日に南アフリカ共和国で開催のBRICSサミットにはビデオ会議形式で参加するとし、現在、自身はサミット出席するよりも、自国ロシアにいることの方が重要と指摘した。ロシア代表団の団長はセルゲイ・ラブロフ露外相が務める。