フィギュアスケート2019/ 2020シーズンを飾るグランプリシリーズ第6戦 NHK杯がいよいよ11月22日から札幌で開幕した。 グランプリシリーズの日本での開催は本大会で6回目を数える。
女子シングルではロシアのアリーナ・ザギトワ、アリョーナ・ コストルナヤ、 そして日本の紀平梨花の3人の間でファイナル出場権をかけた熱き 戦いが繰り広げられる。
紀平選手は、ロシアのエテリ・トゥトベリーゼ監督の門下生らの技 が想像を絶するレベルだという事実を目の当たりにし、今回、 大きな賭けに出る。 フリープログラムで4回転サルコウ、 トリプルアクセルを跳ぶという紀平の宣言が見事成功すれば、 歴史に名を遺す快挙になる。 女子シングルでこのコンビネーションを跳んだ選手は未だかつてい ない。
男子は表彰台だけを目指した戦いになる。他をよせつけない、 孤高の頂点を占めるのは日本の羽生結弦選手だ。