ウクライナでの露特別軍事作戦

「ロシアとの紛争に関与する意思がないという米国の言葉は空虚なもの」 駐米ロシア大使がゼレンスキー大統領の訪米に関して声明を発表

アナトリー・アントノフ駐ワシントン・ロシア大使は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領の訪米は、ロシアとの直接対決を望まないという米政権の言葉が、実際には空虚なものであることを証明しているとの考えを示した。駐米ロシア大使館が声明を発表した。
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アントノフ大使は、この訪米は「代理戦争」の継続を意味するものであり、ウクライナをめぐる紛争においてロシアに対して完全に勝利する必要があることを示しているものだと指摘した。

「膨大な資源、兵器、情報能力を投入する。戦場でロシアに勝利するという狂った考えが前面に押し出されているのだ」

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同氏は、米国がウクライナに「パトリオット」防空システムを供与することを決定したことについて、次のようにコメントしている。

「我々が警告したにもかかわらず、ウクライナ政府に『パトリオット』防空システムが送られることになった。しかし、ウクライナにはこれを扱う専門家がいない。では、その専門家は米国人が務めることになるのだろうか?あるいは他の北大西洋条約機構(NATO)加盟国の国民が行うのか?彼らはここで、西側の兵器が我が国の軍隊によって組織的に破壊されていることに気づかざるを得ない。ウクライナの領土でこれらの(軍需)複合体に関わる職員がどのような運命をたどるかは、誰もがよく理解していると思う(中略)我々はあらゆるレベルで、常識に訴える努力を繰り返し行ってきた点を強調したい」

さらにアントノフ氏は「米国もゼレンスキー大統領も和平の準備はできておらず」、「ロシアが和平の実現に関心を示さないという米国メディアの論調は誤りである」と指摘した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は現地時間21日(日本時間21日未明)、米国に到着した。ゼレンスキー氏はバイデン米大統領との会談後、民主・共和両党の指導部と会談を行い、上下両院で演説を行った。
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