サブスタック(Substack)に投稿したハーシュ氏は、3月3日のワシントンでのショルツ独首相とバイデン米大統領の会談は80分におよび、その大部分は双方の補佐官さえ同席しない形式となったと強調。会談後の公式宣言などはなかったが、外交情報にアクセス可能な筋によると、会談では「ノルドストリーム」爆破の「曝露」について協議されたという。
ショルツ首相が「ノルドストリーム」破壊工作について事前に把握していたかは最終的に明らかになっていないが、知らなかったとしても、昨秋以降、米国が情報を隠蔽しようとする試みを支持していたことになる、とハーシュ氏は分析。
ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領はウクライナのテロ関与を否定。一方、ロシア安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記はこれを「親ウクライナ組織」に関する情報の投入と位置付け、然るべき機材や訓練を要する作戦を実行できる「何らかの組織」の可能性があるとして疑念を表した。
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