Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

【視点】韓国はウクライナへの軍事支援をすでに決定 今は口実を探している

韓国のK2戦車 - Sputnik 日本, 1920, 19.04.2023
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韓国の尹錫悦大統領は19日に報じられたロイター通信のインタビューで、ウクライナ情勢について、「国際社会が看過できない」事態が発生した場合は、人道支援や資金援助だけに固執するのは難しいかもしれないと述べ、ウクライナに軍事支援を行う可能性を示唆した。スプートニクは通信は、韓国のウクライナ支援が質的に新たなレベルに移行する可能性はどれくらいあるのか専門家たちに尋ねた。

すでに決定している

韓国のユーラシア戦略研究所の所長で、元在ロシア韓国大使館公使参事官のパク・ピョンファン氏によると、韓国政府の政策はすでに事実上変更されたが、まだ公に発表されていないだけだという。

「それは最近流出した米国の文書によっても証明されている。尹錫悦大統領は現在、それが韓国国民にとってショックとならないよう、そして特に米国訪問(4月26日)を前にしかるべき雰囲気をつくるためにこのような発言をしている。(尹大統領が)述べた民間人への大規模攻撃や戦争犯罪、その他の(国際社会が)容認できない事態といった前提条件は、韓国の政策変更を正当化するために必要な口実にすぎない」

パク氏は、ロシアはウクライナが「フェイクニュースをつくる」の事前に阻止しなけばならないとし、「自分たちが犯した殺人をウクライナがロシア軍のせいにした」ブチャの虐殺を例に挙げた。一方、メディアが繰り返し報じているように仮に北朝鮮がドンバスに自国の志願兵を派遣した場合、これも韓国がウクライナに兵器を供与する口実になる可能性があるという。
M777 155mm榴弾砲 - Sputnik 日本, 1920, 12.04.2023
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報復は不可避

韓国・韓神大学校のイ・ヘヨン教授は、スプートニク通信のインタビューで、ロシア側は韓国の行動について「知らないふり」はしないだろうと指摘した。

「通常、ロシア連邦は『相応の措置』の原則を用いている。そのため、おそらく強い警告とある種の行動計画が実施されるだろう。すでにロシアに投資されている韓国の資本は(ロシア連邦に)関連付けられているため、おそらくロシア政府は低レベルの制裁から始めるだろう」

イ氏はまた、制裁への対抗措置としてロシアが北朝鮮に何らかの軍事支援を行う可能性もあるとの見方を示した。

結論を急ぐ必要はない

ロシア連邦政府付属金融大学の専門家、デニス・デニソフ氏は、ロシアが報復措置に出る可能性、特に北朝鮮を支援するかもしれないということが、まさに韓国の行動を制止する可能性があると考えている。また韓国には、戦争または紛争状態にある国に武器を輸出してはならないという規則が立法レベルで50年間存在している。

「したがって、ウクライナ軍への武器供与の発表を急ぐ必要はない(中略)それでも供与が発表されたならば、これは韓国に対する外部からの圧力が関係したことになる。米国は自分たちのパートナーだけでなく、その他の国々とも活動するという自国の政策を続けている。米国はもし可能性があるならば、独立国家に自国の国益と国家安全保障に反する措置を取るよう強制、強要している」

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